貧困ビジネスとアルコール
その昔、何かの講演会で聞いて、ハッとした記憶がある。時代ごとに広告が多い業界は移り変わるが、それは基本的に低収入・低資産の人向けビジネスだ、という。最近の言葉で言う貧困ビジネスに近い。
言われてみれば一時期、消費者金融のCMばかりだった時代があるが、過払金ビジネスに駆逐され、一時は過払金の広告が目につく時期もあった。最近は携帯電話の広告が非常に多い。電車内を見回せば、必ず何らかアルコールの広告がある。
記憶にある広告....消費者金融、携帯電話、英会話、そしてアルコール。
テレビをよく見て、広告を目にして、上記のものを購入する層が、自分の目指している層なのか?
利益が出るから多くの広告を打てる。また、効果が出るから広告を打つ。そういう商品に喜んで金を出して、目指すところに行けるのか?
飲食店で最も喜ばれるのは、原価率の低いドリンクを頼むお客だし。
飲食店のFD比率・ドリンク原価率~居酒屋・レストラン・カフェ・バー等の原価率は?|CASIO HANJO TOWN
自分が何にどうお金を払うのか、払っているのかを考えたとき、アルコールはやめていいなと思う。
以上、自分への戒めであった。