一億貯めるシンプルライフ

アルコールとカフェインをやめ、経済的自由を手に入れ、身軽に生きたい。

断酒の節約効果はかなり大きい

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もともとかなり飲む方であったが、ここ数年、少し調子の悪い時に飲むと、悶絶するほどの腹痛を経験するようになってしまった。健康診断や検査も一通りしたが、原因不明。

ワインなら普通に1本は飲んでしまう身には辛いが、腹痛の恐怖もあり、酒をやめた。

正確にはやめて一カ月ほどしか経っていないのだが、いくつか分かったことがある。

 

  1. 実はアル中だった
  2. 節約に大きな効果がある
  3. 1日の稼働時間がかなり増える
  4. 甘いものが好きになる

 

1.実はアル中だった

飲酒する/しない や 飲む量をコントロールできないのがアル中だとすると、自分は間違いなくアル中だった。

何しろ「やめてみるか」と思ってからの一週間、夕食時にアルコールをとらないことの苦痛が半端なかった。あれは間違いなく中毒症状というか禁断症状だ。恐ろしいと素直に思った。

 

2.節約に大きな効果がある

もともと分かっていたことだが、アルコールを日本国内で嗜む際、特にビールには高い酒税が掛けられている。酒税の世界 ビールは「高級酒」 価格の40%が税金!

普通の商品の原価やコストに加えて、高額な税金を払っているわけだ。

その上、呑助ならわかると思うが、ついつい美味しそうなツマミも買ってしまう。例えば高級スーパーのオードブル盛り合わせとか。ちょっと肉を焼くとか。チーズとか。こういうものは得てして高い上に、それがまた良い酒を呼ぶという相乗効果も生んで、気づけば食費を大きく上げている。

飲まないと決まると食事は自然と一汁三菜にまとまり、穏やかに食べたらそれで終わる。青菜の煮浸しは、酒飲みにとってはパーティー皿の上のパセリと同じ位味気ないものだが、健康的な和定食の副菜としては最高だ。しかも安い。食後にデザートとお茶が追加されることが増えたが、その程度。節約は目的に全く入れていなかっただけに驚きの効果だ。

 

3.1日の稼働時間がかなり増える

飲むと食事時間が長い。飲むと眠くなる。飲むと目覚めが悪い。

これらがなくなることで、1日のうち、使える時間が増えた。たぶん、2時間近く増えている。これはすごいことで、このブログを作って、考えたことを書き溜めていこうと思ったのも、つまりは時間の余裕ができたからだと思う。

 

4.甘いものが好きになる

これは聞いてはいたので、本当なんだー と思っただけだが、好きになった。ケーキからチョコレート、アイスクリームまでどれも美味しい。

ダイエット目的ではないので、常識の範囲内で楽しんでいる。これを我慢しないことがアルコール断ち成功のポイントの一つかもしれない。

 

ここまで書いて、いかにもアルコール断ちのススメのように感じるかもしれないが、もと飲兵衛としては、やはりアルコールには世界や文化があるので、上手に付き合えるなら、それが良いのではないかと思う。節約のために断酒するなどは絶対にうまくいかないと思うし、すすめない。

しかし、様々な理由でやめたい、あるいはやめざるを得ない時には、上記のようにメリットも多いことが励みになると思う。

実際、なかなか良いものだ。

大袈裟かもしれないが、二つ目の人生を生きている気分がする。

 

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